知育について
園では、5歳児クラスになると就学前の準備として『知育』を行い、子どもたちの“考える力”をさらに伸ばしていきます。知育活動では、かず・もじをはじめ、図形(折り紙、制作)や色、カード・トランプ・カルタ遊び、日本地図やことわざを覚えたり、また、お箸の持ち方や雑巾の絞り方、時計の見方、買い物ごっこ(お金について)など、生活にかかわる知識を身につけます。
子どもたちが楽しく学ぶ様子を見てみよう!

子どもたちの考える力、学ぶ意欲を育てます。

学習を進めるにあたって、いろいろな遊びから『文字の読み』『かず』『書き順』など基本を学びます。幼児期の子どもは生活のほとんどが遊びです。教え込んだり無理に覚えさせようとすると、かえって興味や関心の芽をつんでしまいます。遊びがおもしろければ、子どもたちは「もっと知りたい」「もっとわかりたい」と自発的に文字や数、知識への興味を深めます。幼児期の子どもの可能性は無限大。その可能性の枝を増やし伸ばすことが本園の知育の目的です。小学生になった時に勉強が嫌いにならず自信が持てるように、楽しく知育プログラムを進めています。
知育担当/桝井先生知育担当/桝井先生
知育の一例
5月・6月

楽しさを味わうことを、重視する。

いろいろな言葉を学ぶ。(名詞・動詞・様子を表す形容詞、副詞など)
文字の読み(カード・しりとりなど、遊びを通して文字をおぼえる。)
文字の書き(鉛筆の正しい持ち方 筆圧がしっかりするまで線書き。文字は書き順通りに書く)
かず遊び(1~50までをいろんな数詞を使って数える。遊びの中で、合わせたり、減らしたり)
ポイント
すべて、カード・ゲーム・競争などの遊びの中で学びます。教え込んだり、無理に教えることはしません。面白ければ、子どもは「もっと知りたい」「もっとわかりたい」と、文字や数、知識への興味を深めます。
7月・8月

生活の中で必要なことがらに目をむけさせます。

時刻が読めるようにする(時計を作り、時計の針を動かして、時間を合わせたりする)
カタカナで書くことばの学習
10までの計算ができる(合わせるといくつ?残りはいくつ?)
買い物ごっこ(遊びで、お金の価値を知り、大きなかずを知る)
9月・10月

複雑なひらがなの書き方・カタカナ・かんじ。

身近な漢字(漢字の存在を知る)
文字を正しく書く(促音「らっこ」、拗音「ちょきんばこ」、拗長音「きゅうきゅうしゃ」)
教材による学習(問題を読むことになれる)
11月・12月

国の存在を知り、多くの地域を知る。

文字練習に日本の都道府県をとり入れる(意欲的に覚えると、位置や名産などの暗記にも発展)
国の存在を知り、多くの地域を知る。
1月・2月

漢 字

象形文字の簡単な身近な漢字を覚える(都道府県の漢字もカード合わせで、漢字の組み合わせを知る)
いろいろな素材を使って、自分の考えや個性を表現する制作活動、1枚の紙を順に折って形にしていく折り紙、さまざまな音やリズムにふれ、情緒を豊かにする歌唱や楽器を使った音楽活動。視覚や聴覚、触覚など五感をフルに刺激するこれらの活動を通して、子どもたちの感性を育むとともに、思考力や発想力、記憶力といった知的能力を伸ばします。
制作・絵画・折り紙

切ったり貼ったり、折り曲げたり、描いたり、色や素材を選んだり、手順を考えたり・・・。制作活動を通して、創意工夫し何かを創る楽しさや、自分の思いを表現する喜びを味わいます。

どんな色に染まるかな?実験的な体験は、好奇心や自ら学ぼうとする意欲につながります。

大きな作品にも挑戦し、みんなで協力し合う素晴らしさを実感します。

音 楽
聴く力や音感を養う

旋律やリズムを理解すると同時に、息を吹き込み鍵盤を押す動作が必要なピアニカ。音楽的感性が育まれ、また、脳をフルに働かせることで思考力や判断力が養われます。

メロディーや歌詞を覚える歌唱は、言語力や記憶力を高めることにもつながります。

トライアングル、カスタネットや鈴・・・楽器を使って音やリズムに親しみます。